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北海道施設位置情報データベース【北海道】

市町村などがオープンデータを作る場合、国の推奨データセットで避難所やAED設置箇所などの一覧表を作成しますが、その中に緯度経度を入力する部分があります。たくさんの施設の位置情報を地図などから取得するのも大変ですし、国の説明資料にあるようなアドレスマッチングでは、精度がイマイチの場合が多いです。

 そこで、道内の施設情報に位置情報(緯度経度)を付けたデータベースのCSVファイルを作成しました。

 市町村名、施設名称でマッチングすることで、施設の一覧表に緯度経度をつけることができます。

 このデータベースに使われている施設データは古い場合が有り、名称の変更、閉店などで、現在はすでに無い場合や、新しくできた施設は反映されていない場合があります。

<国土数値情報>

※データベースは、国土交通省国土政策局に次の「国土数値情報」をもとに喜多耕一が編集・加工しています。(国土数値情報利用規約)

医療機関(平成26年)、市町村役場等及び公共集会施設(平成22年)、都市公園(平成23年)、福祉施設(平成27年)

消防署(平成24年)、警察署(平成24年)、避難施設(平成24年)、文化施設(平成25年)、国・都道府県機関(平成25年)

学校(平成25年)、郵便局(平成25年)、集客施設(平成26年)、市区町村役場(平成26年)

<北海道内市町村のオープンデータ(緯度経度のあるもの)>

旭川市、音更町、室蘭市、森町、函館市、八雲町、別海町

今後も道内市町村で新たに緯度経度付きデータがオープンデータとなれば、その都度追加していきます。

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【利用にあたって】

<フリーソフトCSVJOIN>

 このデータベースを便利に使うには、2つのCSVファイルをキーで結合できる「CSVJOIN」というフリーソフトを使うと便利です。

 このソフトウエアは、ベクターでダウンロードできます。このような便利なソフトを作っていただいた作者様には感謝します。

 CSVJOINの使い方は、PDFファイルにまとめています。そちらを参照してください。

 CSVJOINは、完全一致しないと、データ結合されないの注意してください。しかし、6~8割くらいの施設は結合できると思いますので、業務の軽減にはなると思います。

 CSVJOINで結合できなかったデータは、Excelのフィルター機能などで検索し、緯度経度をコピーしてください。

<ExcelのVlookup関数>

 ExcelでVlookup関数を使うと、Excelで作った一覧表で緯度経度を検索することが可能です。

 「Hokkaido_OD_GeoDataBase2018.csv」をExcelで開き、オートフィルターで検索したい市町村のみ表示して、データをコピーします。そして、緯度経度を追加したい一覧表と同じファイルの別のシートに貼り付けます。

 Vlookup関数で、施設名、緯度、経度を検索できるように式を作成すると、緯度経度を一覧表につけることができます。Vlookup関数での第4引数は「0」にして、完全一致で検索してください。

 サンプルファイルを用意していますので、そちらで式の作り方を確認してください。(サンプルは富良野市の避難所データ)

<QGISでのフィールド結合>

 QGISのレイヤの結合でも、データの結合ができます。ただしこちらは1つのフィールドでしかマッチングできないので、予め「市町村名+施設名」のフィールドを作っておいて結合してください。

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【位置情報を確かめるためには】

 作成した緯度経度がきちんとあっているか確認するためには、ひなたGISを使います。ひなたGISは宮崎県庁の職員の方が開発したWebGISです。

 https://hgis.pref.miyazaki.lg.jp/hinata/hinata.html

 「緯度」「経度」というフィールドのあるCSVファイルを、ひなたGISの地図画面にドラッグ&ドロップすると、地図上にポイントが表示されます。正しい位置に表示されているか確認してください。

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【施設位置情報データベースCSVファイルについて】

 施設位置情報データベースCSVファイルには、次のフィールドがあります。

施設名:施設の名称です。

市町村名:施設のある市町村名です。

緯度、経度:施設の位置情報です。10進数の角度で記入しています。

住所_出典元:国土数値情報のデータに入力されていた住所です。

検索用住所:出典元の住所に「北海道」「市町村名」などを追加し、丁目、番地の数字を半角にしています。また、「丁目」、「番地」という表示は削除し「-」でつなげています。

ビル等:施設が入っている建物の名前があれば記載しています。

データ区分:国土数値情報のデータの種類です。

出典:位置情報の元となったデータの名称です。

原典資料名:国土数値情報のデータに「原典資料名」が入力されていれば、名称を記入しています。オープンデータの場合はファイル名を記載しています。

施設名称は、なるべく省略しないようにしています(例:(株)→株式会社 など)。また、名称の中にあるスペースは削除しています。

検索用住所は、丁目、番地などは「-」に変更しています。また数字は半角にしています。

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【このデータベースの公開元について】

 このデータベースは、以下のWebサイトでも公開されています。

https://koukita.github.io/hokkaido_od_geodatabase/

リソース

リソース

Vlookup関数サンプルファイル (XLSX 31.8KB)

施設位置データベースを使うための、Excelサンプルです。Vlookup関数で施設とマッチングを行います。

ただし、完全一致でなければなりませんので、施設名称に注意が必要です。

オープンデータ用北海道施設位置情報データベース (CSV 4.64MB)

北海道の施設の位置(緯度経度)データベースです。国土数値情報とオープンデータで作成しています。

CSV同士をマッチングする場合や、ExcelのVlookup関数を使う場合は完全一致が必要です。

施設名が1文字でも違うとマッチングできないので、その場合はオートフィルターなどで検索してください。

No
0000000227
API
aeaa4ddf-39a1-43c0-86bb-30cb8a7c4171
データ作成者
北海道
作成日時
2018-10-01
更新日時
2023-12-19